過去にも同様の記事を書きましたが、アプリのバージョンアップによりバックアップ方法も変わったので、改めてまとめたいと思います。
多くの方が、ご自身のドライブの経路などを長期間保存したいと思ってルートヒストリーを使っていると思います。
長期間保存するときに重要になるのがバックアップです。
端末が壊れてしまった時やルートヒストリー自体が突然起動しなくなった場合などバックアップを定期的に取っておけば安心です。
端末自体のバックアップ方法についてはiOS、Android共にOSの機能として用意されていますが、ここでお話しするのはルートヒストリー単体のバックアップです。
現在ルートヒストリーには2種類の方法が用意されています。
- ログ単体をGPXファイルへ出力
- 全てのデータ(ログ、グループ名)を1つのCSVファイルへ出力
GPXファイルへの出力は記録をした際など気軽にバックアップをすることができます。
CSVファイルへの出力は毎回全てのデータを1つのファイルにまとめるので、処理に時間がかかります。
それぞれのバックアップの操作方法についてはマニュアルページをご参照ください。
iOS
GPXファイルへの出力
CSVファイルへの出力
Android
GXPファイルへの出力
CSVファイルへの出力
さて2種類の方法がありますが、ズバリおすすめする方法は
2つの方法を使ったハイブリッドバックアップです!
具体的には、ログを記録した際にGPXファイルへ出力し1件ずつバックアップを取得しておきます。
この他に定期的(例えば3ヶ月に1回など)にCSVファイルでの全データバックアップを行います。
GPXファイルのみだと復元する際に、データを1件ずつインポートする必要があり大変です。
かといってCSVファイルはバックアップに時間がかかるので毎回行うのは面倒です。
そこで、GPXファイルを毎回、CSVファイルを定期的に行います。
こうする事で復元時にはCSVファイルをインポートして、CSVファイルではバックアップしていない範囲のデータをGPXファイルでインポートする事で復元作業が楽になります。
ちなみに現在(2022年10月17日時点)Android版ではバックアップファイルのインポート時に複数のGPXファイルを選択することができます。
なのでAndroid版はGPXファイルのみのバックアップでもファイルを選択する作業は発生しますが、比較的簡単に復元することが可能です。
バックアップファイルの保存先はお好きな場所で大丈夫ですが、Googleドライブなどのクラウドストレージをおすすめします。
端末のローカルストレージに保存してしまうと、万が一端末が故障したときに復旧が困難になってしまいます。
クラウドストレージであれば新しい端末からも簡単にアクセスすることができるので安心です。
不測の事態に備えてぜひ皆さんも定期的なバックアップを行い安心してご利用ください。
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